FIVE NEW OLDとは
FIVE NEW OLD(ファイブ・ニュー・オールド)は、日本発のロックバンドでありながら、ジャンルの枠を超えたサウンドと国際感覚あふれるセンスで注目を集める4人組ロックバンド。
2010年に結成され、神戸を拠点に活動をスタート。ポップ、ロック、R&B、ソウル、ジャズなど多彩な要素を巧みにミックスした音楽性は、まるで世界中の音楽を旅しているかのような自由さと心地よさを兼ね備えています。
ボーカルのHIROSHIさんの伸びやかで艶やかな歌声は英詞と日本語詞を自在に行き来し、海外のリスナーにも通用するクオリティ。国内外のフェス出演や海外ツアーも行い、そのグローバルな活動は日本のインディーシーンでも異彩を放っています。
彼らの音楽は、「都会的で洗練されたサウンド」と「どこか懐かしい温もり」が同居する、新しいのに懐かしいというバンド名そのものを体現。聴く人の心を解きほぐし、日常に彩りを添えるような楽曲が魅力です。
FIVE NEW OLDというバンド名はHIROSHIさん曰く、バンド名には特に意味はなく言葉の響きで名付けられました。
しかし「FIVEとは五感の事を指しているのか」「NEW OLDとは古今を問わない音楽を表しているのか」などの質問を受けるうちに「周囲がバンド名に意味を与えてくれた」と語っています。
FIVE NEW OLDのメンバー
【 NEW RELEASE!! 】
— FIVE NEW OLD (@fivenewold) March 18, 2025
15th Anniversary BEST ALBUM
「FiNO is」
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メンバー簡易表
メンバー | 担当 |
---|---|
HIROSHI | ボーカル、ギター |
WATARU | ギター、キーボード |
SHUN | ベース |
HAYATO | ドラム |
HIROSHI プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | HIROSHI(ひろし) |
担当 | ボーカル、ギター |
生年月日 | 1990年12月9日 |
出身地 | 兵庫県伊丹市 |
バンド結成 | 2010年(FIVE NEW OLD結成メンバー) |
特徴・魅力 | 伸びやかで艶のある歌声、英詞・日本語詞を自在に操るボーカル力 |
音楽ルーツ | R&B、ソウル、ポップス、ロック |
その他 | 作詞・作曲も手掛け、バンドの音楽性の核を担う |
HIROSHIさんの魅力と凄さ 世界基準の歌声と感性を持つフロントマン
FIVE NEW OLDのボーカル兼ギターを務めるHIROSHIさんは、日本の音楽シーンでも希少な「世界基準の歌声」と「多彩な音楽感性」を併せ持つ存在です。
2010年の結成以来、英語と日本語を自在に操る歌唱力で多くのファンを魅了し、国内外問わず高い評価を受けています。
英詞・日本語詞を行き来する表現力
HIROSHIさんの最大の魅力のひとつは、英語と日本語を違和感なく融合させる表現力です。
発音の正確さやリズム感はもちろん、言語ごとのニュアンスを活かした歌い方によって、楽曲に奥行きを与えています。海外のリスナーからも自然に受け入れられる理由は、この言語感覚の高さにあります。
帰国子女ではないにもかかわらず、幼少期から洋楽(ルイ・アームストロング、ビートルズ、スティーヴィー・ワンダーなど)に親しんだ環境と努力により、流暢な発音を身につけました。
英語詞の自然さと甘く爽やかな歌声は、洋楽ファンにも訴求力を持ち、バンドの国際的な魅力につながっています。
ジャンルを越える音楽性
ポップス、ロック、R&B、ソウル、ジャズなど、多彩なジャンルを吸収したHIROSHIさんの音楽性は、FIVE NEW OLDの楽曲を唯一無二の存在へと押し上げています。ライブでは柔らかなアコースティックからエネルギッシュなロックサウンドまで、幅広く表現できるのも大きな魅力です。
ライブでのカリスマ性
ステージ上でのHIROSHIさんは、まさにフロントマンとしての存在感を放ちます。観客の視線を自然と惹きつける立ち姿や、感情を乗せたパフォーマンスは、一度ライブを体験すれば忘れられないほどのインパクトがあります。
「声と動きで会場が揺れる」と評され、彼のステージでの存在感はバンドのライブを特別なものにしています。
また、彼はライブを通じて楽曲が成長すると語っており、観客との「共創」がFiNOの音楽を進化させる原動力となっています。
IROSHIのルックスやファッションも注目ポイント。シンプルかつ洗練されたスタイルで、ライブではエネルギッシュな動きと観客を惹きつけるカリスマ性を発揮しています。
作詞・作曲家としての手腕
HIROSHIさんはボーカリストであると同時に、バンドの多くの楽曲で作詞・作曲も担当しています。音と言葉のバランスを大切にしながら、聴く人の心に直接届くようなメロディと歌詞を生み出すセンスは、バンドの核を成す要素です。
HIROSHIさんの魅力と凄さは、その人柄や感性、そして音楽を通じて届ける情熱が、多くの人の心を動かし続けています。これからもFIVE NEW OLDの中心人物として、日本と世界をつなぐ架け橋のような存在であり続けるでしょう。
2025年のベストアルバム『FiNO is』では、過去曲の再録(「By Your Side」「What’s Gonna Be?」)やSixTONES提供曲「Takes Two」のセルフカバーに携わり、バンドの歴史と現在をつなぐ役割を果たしました。
親しみやすいキャラクターとファンとの距離感
HIROSHさんIはインタビューやSNSで、ユ面白さと誠実さを兼ね備えた人柄を見せています。
ファンクラブ「FiNO Crew Studio」やライブ後の交流では、ファンと近い距離感で接する姿勢が好評。
言葉がファンの心を掴んでいます。この親しみやすさは、FiNOのコミュニティを温かく、包括的なものにしています。
WATARU プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | WATARU(わたる) |
担当 | ギター、キーボード |
生年月日 | 1990年12月18日 |
出身地 | 兵庫県伊丹市 |
バンド結成 | 2010年(結成メンバー) |
特徴・魅力 | ギターと鍵盤の二刀流でサウンドの色彩と奥行きを設計。アレンジ面でも要となる存在 |
その他 | ライブ/制作でのサウンドメイクに深く関与 |
WATARUさんの魅力と凄さ Guitar/Keyboardsの“色彩設計士
FIVE NEW OLDのベーシストであるWATARUさんは、バンドサウンドの根幹を支える確かなリズムと、柔軟な音楽センスを兼ね備えたミュージシャンです。2010年の結成以来、一貫して安定感のあるプレイでバンドの土台を築き上げてきました。
グルーヴ感あふれるベースプレイ
多彩な演奏力(ギター&キーボード)
WATARUはギタリストとしての鋭いリフやメロディラインに加え、キーボーディストとしてバンドに奥行きを与えるアレンジを担当。
FiNOの音楽がポップパンクからR&B、ソウル、シティポップへと進化する中で、彼のマルチな演奏スキルがサウンドの幅を広げています。演奏は、ライブでの一体感や楽曲の情感を高める鍵となっています。
WATARUさんのライブパフォーマンスは、観客を引き込むエネルギーに満ちています。
ギター/鍵盤の出入りで空間をコントロールし、HIROSHIさんのボーカルを最大に映す“支配人”役。バンド全体の完成度を底上げしています。
多彩なジャンルへの対応力
ロック、ポップス、ジャズ、ファンクなど幅広いジャンルを吸収し、自分のプレイに取り入れる柔軟性も魅力です。曲ごとの雰囲気やテンポに合わせた繊細なアプローチは、FIVE NEW OLDの音楽性をより豊かにしています。
FiNOの音楽がポップパンクからR&B、ソウル、シティポップへと進化する中で、彼のマルチな演奏スキルがサウンドの幅を広げています。
初期のポップパンクサウンドから、2014年の「Hole」をきっかけにブラックミュージックや日本語詞を取り入れたスタイルへの転換、そして2025年の『FiNO is』での再録曲まで、彼の演奏とアレンジがバンドの成長を支えています。
特に、SixTONESに提供した楽曲「Takes Two」のセルフカバーでは、WATARUのギターとキーボードが原曲に新たな色を加え
ビジュアルとファッションセンス
WATARUさんのステージ衣装やカジュアルなファッションは、FiNOのモダンで洗練されたイメージを体現。
シンプルながら個性的なスタイルで、ライブではギターやキーボードを弾く姿が映え、視覚的にも魅力的です。
「WATARUのファッションがオシャレ」「ステージでの動きが絵になる」との声も多く、彼の存在感がバンドのビジュアル面でも重要な役割を果たしています。。
ライブでの即興性と安定感
WATARUさんの演奏は、ライブでの即興性と安定感が際立ちます。
ポップパンクの疾走感あるギターリフや、R&B調のグルーヴィーなフレーズを即興で織り交ぜ、観客の反応に応じてパフォーマンスを変化させる能力は圧巻。
ギターを弾きながらステージを動き回り、観客とのコール&レスポンスや煽りで盛り上げる姿は、FiNOのライブのダイナミズムを象徴しています。
2025年の15周年ツアーでは、過去曲の再録バージョンをライブで披露する際、彼のギターソロやキーボードのフレーズが楽曲に新たな息吹を与えました。
ファンからは「WATARUのギターがライブで進化してる」「キーボードの音が心に響く」との声が上がり、彼の演奏がライブのクオリティを高めています。
WATARUさんの魅力と凄さは、、楽曲に自然な動きを与える音楽的センスにあります。
その存在なくして、現在のFIVE NEW OLDサウンドは成り立たないと言っても過言ではありません。これからも頼れるギタリストとして、バンドの音楽を支え続けていくことでしょう。
SHUN プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | SHUN(しゅん) |
担当 | ベース |
生年月日 | 3月21日 |
出身地 | 北海道・札幌(札幌生まれ札幌育ち) |
バンド加入 | 2018年7月 正式加入(2017年〜サポート) |
特徴・魅力 | 歌心あるグルーヴと緻密なアレンジ感。低音で曲の表情を作るタイプ |
関連活動 | A.F.R.Oでも活動/プロデュース・アレンジ仕事(例:Number_i ほか) 作詞家、作曲家、編曲家としても活動しており、Number_i、関ジャニ∞、GReeeN、Adoさんといったアーティストの楽曲に参加している。 |
SHUNさんの魅力と凄さ ── 低音で物語を描くストーリーテラー
歌心あるグルーヴ


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SHUNさんのベースは、土台でありながら旋律としても機能します。音数を欲張らず、必要なところだけを確実に押さえることで、楽曲の情感を自然に引き上げます。低音なのに歌っているように聴こえるこの歌心が大きな魅力です。
「SHUNのベースがライブでめっちゃ響く」「グルーヴが気持ちいい」との声が多く、彼のプレイはFiNOの多ジャンルなサウンドを支える土台となっています。
SHUNはライブパフォーマンスで、クールかつ情熱的な姿を見せます。ベースを弾きながらステージを動き回り、観客とのアイコンタクトや煽りで会場を盛り上げるライブを一体感のある体験に変えます。
リズム隊としての呼吸
HAYATOさんのドラムとのコンビネーションは、安定感と推進力のベストバランスです。キックとの同調で芯を作りつつ、ハイハットの隙間にニュアンスを置く呼吸の合ったプレイで、曲のテンポ感と体感スピードをコントロールします。
ジャンル横断への適応力
FIVE NEW OLDの幅広いサウンドを下支えするために、ポップ/R&B/ロック/ファンクのエッセンスを自然に行き来します。リニアな8分、うねる16分、跳ね系のフィールまで、曲調に応じた最適解を素早く提示できる対応力が光ります。
スタイリッシュなビジュアル
SHUNさんのファッションセンスとステージでのビジュアルは、FiNOのモダンなイメージを強化。
シンプルかつ洗練されたスタイルで、ベースを弾く姿は視覚的にも魅力的です。ファンからは「SHUNのクールな雰囲気が好き」「ベース弾いてる姿が絵になる」との声が上がり、彼のビジュアルはバンドの魅力をさらに引き立てています。
サウンドメイクの確かさ
音色の輪郭、ローエンドの締まり、ミッドの存在感の配分が整っており、スピーカーを選ばずに抜ける低音を実現します。ラインの滑らかさと粒立ちの両立により、スタジオでもライブでも一貫して聴きやすいのが強みです。
SHUNさんはFiNO以外にも、4人組バンドA.F.R.Oのメンバーとして活動し、作曲家としての才能を発揮。
A.F.R.Oではボーカルも担当し、GReeeNやNumber_iへの楽曲提供(例:Number_iの「GOAT」など)で評価されています。
この外部での経験がFiNOの楽曲にも還元され、例えば「Takes Two」(SixTONES提供曲のセルフカバー)では、SHUNの感性がアレンジに反映され、ポップさとソウルフルな要素を融合。
彼のマルチな才能が、FiNOのサウンドをより洗練されたものにしています。
HAYATO プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | HAYATO(はやと) |
担当 | ドラム |
生年月日 | 7月20日 |
出身地 | 兵庫県加古川市 |
バンド加入 | 2010年(FIVE NEW OLD結成メンバー) |
特徴・魅力 | 力強さと繊細さを兼ね備えたドラミングでバンドサウンドを牽引 |
音楽ルーツ | ロック、ジャズ、ファンク |
その他 | ライブでは圧倒的な存在感を放ち、バンドの躍動感を作り出すキーパーソン |
HAYATOさんの魅力と凄さ 楽曲の温度を操るダイナミクス・ドラマー
バンド結成の原動力
HAYATOはFiNOの結成を主導したメンバーの一人で、彼の「バンドやりたい!」という情熱がFiNOの始まりでした。インタビューでHAYATOは、音楽への純粋な愛と仲間との絆を原動力に、15年間バンドを続けてきたと語っています。
2010年頃、HIROSHI(Vo)さんが組んでいたバンドとHAYATO(Dr)が組んでいたバンドとの対バンをきっかけに、HAYATOがHIROSHIをバンドに勧誘。(HIROSHIさんは大学卒業後は就職するつもりだったそうです)
ハイハットで空気を設計とスネアの表情づけが巧み
ハイハットの開閉、アクセント位置、刻みの粒立てを細かくコントロールし、曲の空気感をデザインします。Aメロのドライさ、Bメロの湿度、サビの開放感同じパターンでもニュアンスで景色を変えられるのが大きな強みです。
ゴーストノートやリムショットを織り交ぜ、スネア一発の“言葉”で楽曲の感情を語ります。音量だけに頼らず、アタックと残響の長さ、叩く位置でニュアンスを描けるのが職人的です。
引き算のフィルとジャンル横断への対応力歌を活かす
派手なフィルを多用せず、必要な瞬間にだけ短くキメる“引き算”が持ち味です。結果としてボーカルやメロディが最もよく映え、曲全体の完成度が上がります。
ポップ、R&B、ロック、ファンクのフィールを自然に行き来します。16分系のうねり、跳ね系のスウィング感、タイトな8分の直進力まで、曲ごとに最適な身体性へ瞬時に切り替えられる対応力が光ります。
リズム隊の呼吸を作る調整力


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SHUNさん(Bass)とのコンビネーションは抜群です。キックとベースの同調で芯を作り、必要に応じてほんの少し前ノリ/後ノリに振って心地よいズレを演出。これがFIVE NEW OLD特有の都会的グルーヴを支えます。
また、HAYATOさんのドラミングは、FiNOの音楽性がポップパンクからR&B、ソウル、ゴスペルへと拡張する中で、驚異的な適応力を発揮。
アルバム『Emulsification』の「乳化」コンセプト(相反するジャンルの融合)を体現するリズムを作り上げました。
例えば、「Fast Car」ではアップテンポなビートで現代的な恋愛観を表現し、「Please Please Please」では繊細なリズムで情感を支えます。
彼のドラムは、SHUN(Ba)とのリズムセクションで絶妙なバランスを生み、バンドのサウンドに奥行きを与えています。
サウンドメイクのバランス
シンバルは抜けるけど耳に刺さらない帯域、スネアは曲ごとに最適なチューニング、タムはメロディを邪魔しない長さアレンジの文脈に沿った音作りが徹底されています。レコーディングでもライブでも混ざりの良い音が出せるのが凄さです。
ダイナミクスで物語を紡ぐライブ巧者
音量だけでなく密度・アタック・残響をまとめてコントロールし、1曲の中でしっかりドラマを作ります。クライマックスの前で一度引いて期待を溜め、サビ頭で一気に解放する。この起伏設計はまさに楽曲の温度管理です。
また、HAYATOさんはライブでエネルギッシュな姿を見せ、ドラムセットの後ろからでも強い存在感を発揮。力強いビートと共に、笑顔や動きで会場を一体にします。
元メンバー:YOSHIAKIさん プロフィール


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項目 | 内容 |
---|---|
名前 | YOSHIAKI(旧名義:Yoshiaki Naka) |
担当 | ベース |
生年月日 | 11月12日 |
出身地 | 非公開 |
在籍期間 | 2010年〜2017年7月12日 |
特徴・魅力 | バンド初期のサウンドを支えたベーシスト。安定感のある演奏と柔らかい音色が持ち味 |
音楽ルーツ | ロック、ポップス |
その他 | 脱退後は音楽活動から離れたが、FIVE NEW OLD初期の礎を築いた重要メンバー |
YOSHIAKIさんの魅力と凄さ 初期FIVE NEW OLDを支えた歌う低音
撮影オフショット‼︎
— YOSHi.N (@44akifno) June 21, 2016
夏ですね。#RideMe pic.twitter.com/2g7rENPxZ4
初期サウンドの屋台骨
YOSHIAKIさんは、結成期〜在籍期のFIVE NEW OLDに安定した低音の芯を与え、バンドの方向性を形づくる土台を担いました。基礎が強いからこそ、多彩なジャンルミックスが気持ちよく響きます。
ライブでの安心感
テンポのブレが少なく、リズム隊の呼吸を整えるタイプ。ドラマーとの同調で会場の一体感を生み、曲の推進力を安定して供給します。
バンドの礎を築いた功績
在籍期の積み重ねが、現在のFIVE NEW OLDの洗練された心地よさにつながっています。初期を支えた重要メンバーとしての存在感は、今も作品の中に息づいています。
新しいのに、どこか懐かしいFIVE NEW OLDの暮らしに溶ける魅力
数字より体温、理屈より余韻。FIVE NEW OLDは、都会的な洗練と人肌の温度が同居する稀有なバンドです。
彼らの音を日常のBGMにするたび、「今日が少しだけ好きになる」感覚をもらいます。ここでは聴き手の体験から、その魅力をほどくように紹介します。
「ONE MORE DRIP」コンセプトによる日常への彩り


FiNOのバンドコンセプト「ONE MORE DRIP(日常にアロマオイルのような彩りを)」は、FiNOの音楽の核。
ボーカルのHIROSHIさんは、音楽が日常の何気ない瞬間をドラマチックに変える力を持つと語っており、ジャズやクラシックを聴くような気分転換をリスナーに提供することを目指しています。
このコンセプトは、聴く人の生活に寄り添い、幸福感や高揚感を与える楽曲に反映されています。たとえば、爽快感と神聖な雰囲気を併せ持つ「By Your Side」は、ライブで一体感を生むアンセムとして作られ、聴く者を前向きな気持ちにさせる力があります。
FiNOは音楽は磨かれたサウンドなのに、角が立たない。耳当たりの良さと余韻の温かさが同時に存在し、朝の支度や夜の読書にもすっと馴染みます。
英詞×日本語の自然なブレンド
ボーカル・HIROSHIさんのネイティブのような英語発音は、FiNOの大きな魅力の一つ。
幼少期から洋楽(ルイ・アームストロング、ビートルズ、スティーヴィー・ワンダーなど)に親しんだ環境と努力により、流暢な発音を身につけました。
言語が切り替わる瞬間すら心地いい。英語の流麗さと日本語の情緒が、同じ景色の中で呼吸しています。
メロディが景色になる
FiNOはポップパンクからスタートし、2014年のシングル「Hole」をきっかけにR&B、ゴスペル、ソウル、シティポップなど多様なジャンルを取り入れ進化しました。
英語詞を主体とした初期のスタイルから、日本語詞も積極的に取り入れることで、より幅広いリスナーにアプローチ。特に「Gotta Find A Light」や「Vent」では日本語詞を効果的に使い、英語の発音の流暢さと日本語の響きを融合させることで独自のサウンドを確立しています
また、FiNOの音楽はドライブのフロントガラスが少し広くなるイメージ。メロディラインが情景を描き、日常の移動や作業が小さな旅に変わります。
タイアップと等身大の視点
FiNOの楽曲は多くのCMやドラマ、アニメで起用されており、その時代性と親和性の高さが際立ちます。
例えば、「Hallelujah」(ドラマ「3Bの恋人」主題歌)、「Trickster」「Showdown」(アニメ「HIGH CARD」OP)、「Breathin’」(ミンティアCM)など、タイアップ曲は日常に溶け込むポップさとメッセージ性を兼ね備えています。
また、SixTONESのアルバム「CITY」(初回盤A) に収録されている「Takes Two」の作詞をHIROSHIsんが、作曲をFIVE NEW OLDが提供。またSHUNさんもNumber_iやADOさん等楽曲を制作。
これにより、音楽ファンだけでなく一般層にも認知度を広げています。
恋や生活の温度、少し背伸びした都会感。肩の力が抜けたまま感情が届きます。
ライブの包容力
FiNOのライブは、楽曲の持つ多幸感とバンドのエネルギーが融合した一体感が特徴です。
ライブで観客とバンドが一つになる瞬間を創出します。
ライブは常に進化し続け、観客に強い印象を残します。メンバー自身も、ライブを通じて楽曲が成熟し、新たな表現が生まれると語っています。
設計・色彩・呼吸FIVE NEW OLDの職人としての凄さを解剖する
感情を動かすには、技術が要る。FIVE NEW OLDの凄さは、耳触りの良さの裏にある“設計力”です。ここではミュージシャン視点&プロダクション視点で、その職人芸を分解していきます(内容は魅力編と非重複)。
セルフカバーと再録による成長の証明
『FiNO is』に収録された再録曲や、SixTONESに提供した「Takes Two」のセルフカバーは、バンドの成長を示すもの。
過去の楽曲を現代の技術と感性で再解釈し、ホーンセクションの追加や日本語詞の採用(「Please Please Please」など)で新たな魅力を引き出しています。
これにより、初期のファンにも新規リスナーにも訴求する作品を作り上げました。
フォーム、転調、ブレイクの置き方が緻密。1曲の中で物語の起承転結が自然に立ち上がります。
低域のデザイン力&ギター/キーボードの色彩設計
ベースとキックの重ね方で“前へ進む芯を作り、ローが膨らまず締まる。だからどの環境でもグルーヴが崩れません。
コード拡張やテンションの選び方が巧み。リフの輪郭とパッドの面で“立体の景色”を描き、ボーカルの居場所を最短で作ります。
ボーカルの可聴性チューニング普遍性と国際性の接点
発音の粒立ち、ハーモニーの重ね方、残響の長さまで管理。歌が常に“最短距離”で届く配置です。
リズムとメロディの“通訳不要な気持ちよさを軸に、言語を越えて届く設計。海外リスナーにも自然に通じる普遍性があります。
作品全体のディレクションと持続可能なクリエイティブ
アートワークや質感の統一で、音とビジュアルのブランドを担保。作品単位での“記憶に残る整合性”が高いです。
引き算の美学と設計力があるから、トレンドが変わっても土台が揺れない。更新可能な“長持ちする凄さ”です。
ファンとの繋がりとコミュニティ
FiNOはファンクラブ「FiNO Crew Studio」を通じて、ファンと密接な関係を築いています。
このファンクラブでは、メンバー限定のコンテンツを提供し、ファンとの絆を強化。また、ライブでの一体感を重視する姿勢は、ファンとの「共創」を大切にする彼らの価値観を反映しています。
FIVE NEW OLDの結成からデビューまでの歴史
2010-2025
2010–2015
- 2010年:兵庫県神戸市で結成。10月、初DEMO「She’s The Only One Who Makes Me Rash」を制作し、500枚完売。
- 2012年:6/13、初音源『LOVESICK』をOCTAVE RECORDS第1弾としてリリース。
- 2013年:エイベックス傘下レーベルmaximum10のコンピ『MAYDIE!!』に「LIGHTS AND VAGRANT」で参加。
- 2014年:10/2、500枚限定シングル「HOLE」を会場限定で販売し、2ヶ月で完売。
- 2015年:6/24、アルバム『LISLE’S NEON』をリリース。8/22〜10/31、全国ツアー「LISLE’S NEON TOUR 2015」開催。
2016–2020
- 2016年:6/8、EP『Ghost In My Place EP』をリリース。6/18〜8/4、リリースツアー開催。
- 2017年:1/11、EP『WIDE AWAKE EP』。1/13〜3/4「WIDE AWAKE TOUR」。6/21、EP『BY YOUR SIDE EP』でトイズファクトリーからメジャーデビュー。7/12、YOSHIAKI(Ba)脱退。7/21〜8/27「BY YOUR SIDE TOUR」。
- 2018年:1/31、メジャー1stアルバム『Too Much Is Never Enough』。2/4〜4/14ツアー開催。7/6、サポートだったSHUN(Ba)が正式加入。9/19、EP『For A Lonely Heart』。9/30〜11/18、初の全国ワンマン「ONE MAN TOUR 2018 “ONE MORE DRIP”」。
【重要なお知らせ】
— FIVE NEW OLD (@fivenewold) July 1, 2018
新メンバー加入します!
詳細▶️https://t.co/WhoS9cedI2 pic.twitter.com/eRZ9PGk5So
- 2019年:1/25、ライブAL『Current Location Concert – SKY CIRCUS Sunshine60 Observatory Session –』。3/13、EP『WHAT’S GONNA BE?』。4/5〜5/25、台湾・中国・タイ・日本を巡る初の海外ツアー「ASIA TOUR 2019」。9/11、メジャー2nd AL『Emulsification』。9/22〜11/29「“Emulsification” Tour」。
- 2020年(結成10周年):マネジメントをワーナーミュージック・ジャパンへ移籍(1月)。4/17、モバイルFC「Fino Crew Studio」開設。7/17「Vent」、9/25「Don’t Be Someone Else」、12/18「Chemical Heart (feat. Masato from coldrain)」をデジタル配信。
2021–2025
- 2021年:1/22「Hallelujah」。3/19、AL『MUSIC WARDROBE』から「Breathin’」先行。4/7、メジャー3rd AL『MUSIC WARDROBE』をリリース+生配信ライブ「NIGHT WARDROBE」。4/9〜5/16「”MUSIC WARDROBE” Tour」。7/23・10/27、10th(+1) Anniversary Live「5 will give you 10(+1)」。7/28、配信限定EP『Summertime EP』+翌日ワンマン「TIE-DYE LIVE SHOW」。
- 2022年:2/18「Rhythm of Your Heart」、4/29「Happy Sad」。4/29〜6/17「Departure Tour」。7/22、AL『Departure : My New Me』から「Perfect Vacation」先行。9/21、メジャー4th AL『Departure : My New Me』。10/6〜11/24「My New Me Tour」。
- 2023年:7/2、LINE CUBE SHIBUYAで13周年ワンマン「Painting The Town」(10周年公演のリベンジ)。11/10「Kiss Me, Winter」。11/11〜12/17「“Painting Your Town” Tour」。
- 2024年:1/9「Showdown」、6/26「Touhikou」。7/7、Zepp Shinjukuでワンマン「fino crewsing」開催(前日7/6にAmazon Music Studio Tokyoで前夜祭)。7/8、FCを**「FiNO Crew Studio」にリニューアル。8/8、結成15周年企画「FiNO is」始動。8/9、「Liberty (feat. ODD Foot Works) [Re-Recorded]」配信。9/13、『Emulsification』5周年再現ライブ「“Emulsification” 5th Anniversary Show**」。11/3〜11/24、全国ツアー「fino crewsing tour」。
- 2025年(結成15周年):3/19、恵比寿ガーデンホールでキックオフ公演「15th Anniversary Show『FiNO is』」開催&初のベストAL『FiNO is』を同日リリース。
- 6/1〜8/3、全15公演の「15th Anniversary Tour『FiNO is』」開催。
FIVE NEW OLDオリジナルアルバム紹介
LOVESICK


基本情報
- タイトル: LOVESICK(ラブシック)
- リリース日: 2012年6月13日
- レーベル: OCTAVE RECORDS(同レーベルの第1弾リリース)
- 形態: ミニアルバム(全7曲、定価1,650円[税込])
- メンバー: HIROSHI(Vo&Gt)、WATARU(Gt&Key)、SHUN(Ba)、HAYATO(Dr)
収録曲
- Something You Want Is Something I Don’t
- Perfectly Imperfect
- Got Me
- Victim Of Love
- A Secret Parade
- I’m Stuck In Limbo
- She’s The Only One Who Makes Me Rash
サウンドと魅力
- ポップパンク×美メロの最高峰
当時新進気鋭のポップパンク・バンドとして登場したFIVE NEW OLDによる、キラキラとしたポップネスと甘く切ないメロディが特徴の1枚です。日本人離れしたメロディ感・英語詞の多用・透き通ったボーカルで、独特のオシャレで都会的なサウンドを提示。 - プロダクション&クオリティ
エンジニアにFACTやsfprなどを担当したKSGW、マスタリングには世界的エンジニアのアラン・ドゥシェーズを迎え、国内若手バンドとしては非常に高品質な音作りが光ります。 - ライブの定番曲多数
1曲目「Something You Want Is Something I Don’t」などはライブでも根強い人気があり、同曲のリリックビデオも公開されました。
作品のエピソード
- 光り輝くポップネス!!”がキャッチコピー
ポップでキャッチー、かつ切なさも同居する“ポップパンク以降”を象徴する内容で、「聴きやすさ」「心地よさ」に加え、芯のあるロックテイストも共存。 - 現在は廃盤
コレクターズアイテム化しており、サブスク配信も無し。入手機会が限られるレア盤です。
まとめ
「LOVESICK」はFIVE NEW OLDの初期衝動とフレッシュさ、メロディの普遍性を封じ込めた名作ミニアルバム。バンドの原点や初期代表曲を知りたい人には欠かせない1枚です。
新しい日本語ポップパンク/ギターロックを感じたい人に特におすすめです
LISLE’S NEON
基本情報
- タイトル: LISLE’S NEON(リールズ・ネオン)
- リリース日: 2015年6月24日
- レーベル: TWILIGHT RECORDS
- 形態: バンド初のフルアルバム
サウンドと特徴
- 多彩な音楽性
ポップロックをベースに、R&Bやソウル、オルタナティブの要素も融合。流暢な英語詞とセンス抜群のメロディが特徴で、「海外ポップ・ロックに肉迫するクオリティ」と評されています。 - バンドの新章スタート
これまでのミニアルバムで培った都会的なエッジと、ネオンのようなキラキラ感、しなやかさを併せ持つサウンドでFIVE NEW OLDらしさが鮮明に打ち出された1枚。 - 幅広い楽曲バリエーション
疾走感のあるナンバーからバラードまで、甘く切ないボーカルラインと都会的な音色が心地よく響きます。
収録曲
アルバムの魅力・ポイント
まとめ
「LISLE’S NEON」は、FIVE NEW OLDがもつ都会的×美メロサウンドの真骨頂を押し出した初期代表作。バンドの世界観や原点を味わいたいファンには、絶対に外せない1枚です!
Too Much Is Never Enough
基本情報
サウンド・魅力とテーマ
- 多彩でアーバンなサウンド
ポップロック、ファンク、ソウル、R&Bなど、幅広いジャンルをミックスした都会的で洗練された音像が全編に広がります。シンガロング誘発の開放的な雰囲気と、スケール感のあるロック感が共存。 - ゲスト参加の豪華さ
MONJOE(DATS/yahyel)、踊Foot Works、SANABAGUN.の谷本大河、タイのSSW・Stampなど、国内外から多彩なアーティストが参加し、国境/ジャンルを超えたサウンドに挑戦しています。 - メンバーの気持ちとアルバムテーマ
タイトルの「Too Much Is Never Enough」は、あふれるモノ・情報で満たされているけど、まだ本当に大切なものは足りないという葛藤・時代性から着想。情報過多な現代に、「本当に大事なものを選び取る」意味を問いかけた、現代的で深いメッセージが込められています。
音楽的進化
- 初期のポップパンクから進化を遂げつつ、ブラックミュージックやシューゲイザー的要素まで幅広く導入。
- 余計な装飾を廃し、「必要な音だけが鳴る」アンサンブルの美学が際立つ。柔軟さと挑戦心も同居する内容です。
まとめ
「Too Much Is Never Enough」は、世界水準のポップ・ロックと現代的な社会テーマを両立したFIVE NEW OLDの代表作。
生活に溶け込むエッセンシャルな音楽を目指した、聴きやすくも深みのある大人のポップアルバムです。洗練されたメロディとサウンドで、NEO J-POPやシティポップ好きにもおすすめの名盤です!
Emulsification
基本情報
- タイトル: Emulsification(エマルシフィケーション)
- リリース日: 2019年9月11日
- レーベル: トイズファクトリー
- 形態: 初回生産限定盤(CD+DVD)、通常盤(CDのみ)
- アルバム種別: メジャー2枚目のフルアルバム
- 収録曲数: 13曲
アルバムタイトルの意味とテーマ
「Emulsification」とは「乳化」という意味で、本来は混ざり合わない水と油などの液体を安定的に混ぜ合わせる現象を指します。
このタイトルは、ポップパンクとシティポップという異なるジャンルを調合し、バンドのキャリアや音楽性の融合と多様性を表現しています。メンバーのHIROSHIは「乳化した物質は腐らない。
だから、このアルバムも腐らない」とも語っています。
アルバムの特徴
- SHUNさん(ベース)が加入してから初のフルアルバムで、よりバンドとしての一体感や音楽の厚みが増しています。
- 洗練された多様な音楽性が融合し、多ジャンルの要素を持つポップサウンドを展開。
- アフリカンビートを織り交ぜた「Keep On Marching」、LUCKY TAPESのKai Takahashiと共同アレンジした「Magic」など、多彩な楽曲が収録されています。
- 初回限定盤のDVDには、2019年5月25日に赤坂BLITZで行われた「ASIA TOUR 2019」ライブ映像全20曲(約90分)が収録されています。
「Emulsification」はFIVE NEW OLDの音楽的進化と多様な魅力が凝縮された作品で、ジャンルの垣根を超えた独自の世界観を持つアルバムです。
多彩なメンバーの色が溶け合い、安定感と新鮮さを兼ね備えた完成度の高い一枚。ファンにはもちろん、新規リスナーにもおすすめできる名作です。
初回限定盤のライブDVDも人気で、バンドの生のパフォーマンスを楽しみたい方にもぴったりです。
MUSIC WARDROBE
基本情報
- タイトル: MUSIC WARDROBE
- リリース日: 2021年4月7日
- レーベル: ワーナーミュージック・ジャパン
- 形態: 初回限定盤(CD+DVD)、通常盤(CDのみ)
- 収録曲数: 約15曲収録予定(詳細は以下に)
アルバムの特徴・背景
- 2020年のワーナーミュージック移籍後初のフルアルバムで、日本語詞曲「Vent」や、coldrainのMasatoさんをゲスト・ボーカルに迎えた「Chemical Heart (feat. Masato from coldrain)」、ECCジュニアCMソング「Light Of Hope」、ドラマ「3Bの恋人」主題歌の「Hallelujah」など、多彩で充実した内容です。
- タイトルの「MUSIC WARDROBE」は、「音楽のワードローブ=服のクローゼット」のように、その日の気分で服を選ぶように、聴く人が気分に合わせて自由に音楽を選んで身にまとえるアルバムにしたい、という想いが込められています。
- 制作期間は約1年で、メンバー全員が楽曲制作に没頭し、新しい想像力に溢れたサウンドを詰め込んだ作品に仕上がりました。
- 初回限定盤のDVDにはライブ映像やオフショットなどの貴重な映像特典が収録されています。
作品の魅力とツアー
- ブラックミュージックを基調にしたグルーブ感のある心地良いサウンドで、バンドの個性がより際立つアルバムに。
- 2021年4月から5月にかけて、今作を引っ提げたライブツアー「MUSIC WARDROBE” Tour」が開催
- アルバムタイトルの意味通り、多様な楽曲が揃い、聴く人の気分やシーンに合わせて楽しめる幅広さが魅力です。
まとめ
「MUSIC WARDROBE」はFIVE NEW OLDの新しい音楽的挑戦と融合力、そして多彩な表現力を凝縮した名盤。1年かけて生み出された作品で、リスナーがその日の気分で音楽を選び楽しめるまさに「音楽のワードローブ」です。ライブ映像付初回限定盤もおすすめです。
聴けば聴くほど新しい発見があり、バンドの現在(2021年時点)の姿と進化を感じられるアルバムです!
Departure : My New Me
基本情報
- タイトル: Departure : My New Me
- リリース日: 2022年9月21日
- レーベル: ワーナーミュージック・ジャパン
- 形態: 初回限定盤(CD+ライブ映像DVD付き)、通常盤
- 収録曲数: 全13曲
- アナログ盤再発売: 2023年7月2日
アルバムの特徴・背景
- 結成10周年イヤーを終えたFIVE NEW OLDが新たなスタート(Departure)をテーマに制作したフルアルバム。
- タイトルの「My New Me」には「自分をアップデートする」「新しい自分になる」という思いが込められており、リスナーが自分自身を見つめ直し新たな一歩を踏み出す物語のターニングポイントを彩る作品となっています。
- これまでの英語詞中心の楽曲から一転、日本語詞の楽曲も多く含まれているのが大きな特徴で、新たな魅力を感じられます。
- カラフルでポップなサウンドはそのままに、多様な楽曲展開と海外プロデューサー・アレンジャーの起用でより進化した作品に仕上がっています。
- アルバムには、三菱ケミカルのテレビCMソング「Rhythm of Your Heart」、NFTアート発アニメ「Zombie Zoo Keepers」テーマソング「Nowhere」、テレビアニメ「HIGH CARD」オープニング主題歌「Trickster」、そしてタイトル曲「My New Me」など注目曲が収録されています。
ライブ映像
- 初回限定盤には2022年5月27日にZepp DiverCityで行われたワンマンライブの完全収録DVD付き。
アートワーク
- アートワークはMargt(PERIMETRON)が担当し、独特のセンスでアルバムの世界観を表現しています。
まとめ
「Departure : My New Me」は、FIVE NEW OLDが過去の歩みを見つめ直し、新しい自分へと進化するプロセスを音楽で描いた意欲作。
日本語詞が増えたことでより伝わりやすくなり、バンドの多彩な魅力が詰まった作品です。
ポップでカラフルなサウンドと多彩な楽曲は、ファンだけでなく新しいリスナーも楽しめる完成度の高いアルバムです。
ライブ映像付きの初回限定盤もファン必携のアイテムです。
ベストアルバム FiNO is
基本情報
- タイトル: FiNO is
- リリース日: 2025年3月19日
- レーベル: ワーナーミュージック・ジャパン
- 形態: 初回限定盤(CD+DVD)、通常盤(CDのみ)
- 記念: バンド結成15周年を祝うアルバム
- 収録曲数: 全19曲(セルフカバー再録含む)
収録内容と特徴
- 根強い人気のライブ定番曲をアップデートしたセルフカバーを収録し、ワーナーミュージック移籍後のCM、ドラマ、アニメタイアップ曲7曲をすべてコンプリートしています。
- CDには「By Your Side」「Happy Sad」「What’s Gonna Be? [Re-Recorded]」「Hallelujah(ABCテレビ ドラマL『3Bの恋人』主題歌)」、「Liberty (feat. ODD Foot Works) [Re-Recorded]」2022年にSixTONESに提供した楽曲「Takes Two」のセルフカバー音源などが含まれています。
- 初回限定盤のDVDには、2023年7月にLINE CUBE SHIBUYAで開催された初のホール・ワンマン公演「Painting the Town」の演奏全22曲が完全収録されています。
リリースとツアー
- 2025年3月のリリースに合わせて、15周年記念の全国15か所ワンマンツアー「FiNO is」も開催されました。ツアーではベストアルバムの楽曲を中心に披露され、ファンにとって特別なイベントになりました。
まとめ
「FiNO is」は、FIVE NEW OLDの15年間の活動を振り返る決定版ベストアルバム。ファンに愛されてきた楽曲を新たに磨き上げ、タイアップ曲を網羅した豪華な内容です。アルバムとライブ映像DVDの両方で、バンドの魅力の集大成を楽しめる一枚となっています。
ベストアルバム初心者からコアなファンまで楽しめる、FIVE NEW OLDの歴史と現在を感じる最高の作品です!
筆者のFIVE NEW OLD個人的オススメ曲
爽やか&疾走感溢れる楽曲10選



朝の通勤・通学散歩やランニングで聴きたい曲や、春・夏の爽快ドライブBGMとしてもバッチリ合う感じをテーマに10曲厳選しました🌤️
曲名 | 説明 |
---|---|
SUNSHINE | 太陽のような多幸感が弾けるポップパンク・アンセム! |
Ghost In My Place | 心の奥に響く、メランコリックなエモの名曲。 |
Summertime | 夏の解放感を閉じ込めたシティポップの爽快チューン。 |
Perfect Vacation | 日常を忘れるリゾート感溢れるポップな逃避行。 |
Breathin’ | ミンティアCM曲、爽やかで心地よいポップの清涼剤。 |
Something You Want Is Something I Don’t | 葛藤を刻むエモーショナルなロック魂。 |
Nowhere | 孤独と向き合う幻想的なサウンドの内省ジャーニー。 |
Why Am I Here To Stay? | 存在意義を問う、深く心を揺さぶるバラード。 |
Showdown | アニメ「HIGH CARD」を盛り上げる疾走感あるバトルチューン! |
Hallelujah | ソウルフルな希望の歌、ドラマを彩る温かいハーモニー |
リラックスした時に聴きたい癒やし楽曲10選



夜に一人で聴いてじんわりしたいとき、静かに癒やされたい等をテーマに10曲厳選しました🍵
曲名 | 説明 |
---|---|
Please Please Please | 切なさと希望が交錯する、情感たっぷりの日本語詞バラード。 |
Stay | 心に寄り添う温かみのあるメロディで、絆を歌う珠玉の一曲。 |
Gotta Find A Light | 日本語詞が光る、闇を抜ける希望を感じる楽曲。 |
Rhythm of Your Heart | 心の鼓動を刻む、グルーヴィーでソウルフルなラブソング。 |
Takes Two | SixTONES提供曲のセルフカバー、情熱と調和が響くポップな名作。 |
Chemical Heart | 化学反応のような恋のドキドキを捉えた、エッジーなロックナンバー。 |
LNLY | 軽やかなメロディと深い感情が融合した、FiNOらしい多幸感ソング。 |
By Your Side | ライブで一体感を生む、爽快で神聖なアンセム曲。 |
Moment | 一瞬の美しさを切り取る、繊細でエモーショナルなサウンド。 |
The Dream | 夢を追い続ける情熱を歌う、力強く希望に満ちた楽曲。 |
まとめ
FIVE NEW OLDの魅力は、日常を彩る「ONE MORE DRIP」のコンセプト、多彩なジャンルを融合した音楽性、HIROSHIの流暢な英語と表現力、ライブでの一体感、そしてタイアップによる幅広い訴求力にあります。
一方、その凄さは、15年間の進化と一貫性、矛盾を魅力に変える「乳化」の哲学、再録による成長の証明、メンバーの結束力、そしてファンとの繋がりに見られます。
設計・色彩・呼吸の三位一体の職人技が、リスナーの感情を動かしています。
ベストアルバム『FiNO is』は、これらの要素が凝縮された作品であり、バンドの過去と現在を体感できる一枚です。
彼らの音楽を聴けば、心が軽くなり、日常がカラフルに変わる感覚を味わえるはず。ぜひ『FiNO is』やライブで、FiNOの魅力を体感してみてください!
最後に…



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